新しいリーダーシップ

2011年3月11日、東日本大震災で打ちひしがれていた日本国民に希望と勇気を与えてくれたのが“なでしこジャパン”のワールドカップ優勝の報であった。彼女達の最後まで諦めずに戦う姿勢は多くの国民に感動を与えた。キャプテンの澤選手は、世界の最優秀選手に選ばれており、サッカー界のみならず日本の誉れである。そして、優勝に導いた佐々木監督も世界の最優秀監督に選ばれ、その手腕が注目された。なお、“なでしこジャパンはロンドンオリンピックにおいて銀メダルに輝いた。

サッカーは、野球と違い試合が始まったら監督は何も指示することはできない。選手は自らの判断で行動するしかない。従って、「佐々木監督ってどんな人」、「どうして彼女らを世界一にできたのか」と関心が集まった。

一方、野球の場合、監督は試合において必要に応じてベンチから指示を出すことができるので選手はその監督の指示に従ってプレーする。つまり、監督の采配が試合を左右するといっても過言ではない。野球の野村克也元監督は「プロ野球の球団は勿論、野球のチームは監督の能力以上の力は発揮できない」と公言している。

“なでしこジャパン”の優勝を機に、従来の野球型リーダーシップから、サッカー型リーダーシップが注目され始めた。サッカー型リーダーシップとは、選手が自主・自立的にプレーをすることができるようにすることである。


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